春季彼岸施餓鬼会法要のご案内 [法要行事]
よく迷いの世界である此の岸から、仏の世界である彼の岸に至ることが彼岸会の修行と言われますが、本来二つの岸があるのではなく、私たち自身の心の迷いと悟りを示していて、仏心にかなった生き方をすれば彼岸(悟り)に居り、私欲に従った生き方をすれば此岸(迷い)に居るのです。
釈尊は、彼岸に至る方法として『妙荘巌王本事品第二十七』に、布施(他者に施すこと)・持戒(人に迷惑をかけず約束を守ること)・忍辱(耐える心、怒りを抑えること)・精進(全力で努力すること)・禅定(自分を見失わず心を集中すること)・智恵(ものごとを正しく判断する能力を養うこと)の六波羅密を説かれました。
我々は、乳児が母親から乳を含むが如く、父なる釈尊から六波羅蜜が自然にそなわったお題目という良薬を含ませていただきました。どうぞ、少しでも魂の向上に努め、お題目を身口意に唱え、ご修行が完成されますことを祈念申し上げます。法要にはご家族そろってぜひ御参拝くださいますようお願い申し上げます。
日 時 3月21日(祭水) お中日 午前11時から
場 所 本要寺本堂
2007-02-27 21:35
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