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秋季彼岸施餓鬼大法要厳修 [法要行事]

 去る9月23日、当山本堂においてお彼岸の大法要を厳修いたしました。本年は、厳しい残暑に体調を崩された方も多かったのではないかと推察しますが、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、当日の戸を全開に開いた本堂には、長等山や比叡山の方から緑の香りをのせた爽やかな風が吹きぬけ、仏道修行期間にふさわしい環境のもと、皆でご修行申し上げました。当日は、20名以上の檀信徒の皆様にご参詣いただきました。また、当日お越しいただけなかった方からも多くの喜捨を頂戴し、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
法要後の法話
「本当の感謝とは見返りを求めない、例えば願いが叶おうが叶うまいが、自らが置かれた状況を意識を向上させる学びの場として感謝するのが正しい姿である旨お話し申し上げました。お賽銭を払って見返りを求めるのは神仏と取引していることになってしまいますね。
 例えば闘病平癒の御祈祷、患者さんの魂が慈悲や愛情を学ばなければならない為に病気になっている事も場合によってあります。そのお計らいを厄介払いのように祈祷するなど滑稽ですね。ですから、本当の祈祷とは目の前に置かれた苦悩から逃れずに、こだわり無く受け入れる魂を養うこと。それを正しく行じることができればその果報を得ることが出来ます。その方法こそ自他を超越した釈尊の生命である『法華経・お題目』の受持であります」
 
 近年、本要寺は檀信徒減少の一途をたどっておりましたが、今年に入って新しいお仲間が7件増加し、多くの皆様とお寺を護持できることを法悦に存じております。





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